ムカデの侵入を、家の外周で食い止めたい方
ムカデキラート 5kg
- 建物周辺に帯状に散布しておくことで、ムカデやヤスデ、ゲジ、ワラジムシ等の建物への侵入を防止します(商品ページの表記)
- 有効成分はパーメスリン。焼石灰に混合製造してあり、雨等の影響もほとんど受けず、長く効果が持続すると表記されています
- 容量は5kg。使用方法は、棲息場所や通り道へ散布するのみ。乳幼児のいるところでは使用しないでください
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第4回自分でできる害虫駆除シリーズ
「今、部屋にムカデがいる」「咬まれてしまった」「また出るのではと不安で眠れない」。どの場合も、落ち着いて進められる手順があります。
ムカデ対策で大切なのは、咬まれた時の対処を知っておくこと、そして家に入れない仕組みをつくることです。見つけた1匹を退治しても、入口が開いたままなら、次のムカデがやってくるかもしれません。この記事では、咬まれた時の洗い方と医療機関に行く目安、侵入経路のふさぎ方、家の外周に粉剤を帯状にまく方法を、順番に紹介します。
道具の選び方、30日間の進め方、効かない時の見直し、安全に薬剤を使う手順、必要な道具と商品、そして自分でやってよい範囲と、医療機関、プロ、自治体に任せる境目まで載せています。
家の中で何度も見る、外周に散布しても減らない、咬まれて症状が重いときは、自分だけで抱えず、医療機関、プロ、自治体の窓口に相談してください。
下の「状況別の最短ルート」の表から、近いものを選んでください。
読む順番は、状況で変わります。上の診断を使うか、下の早見表から、自分に近いものを選んでください。
| いまの状況 | まずやること | 読む場所 |
|---|---|---|
| ムカデに咬まれた | すぐに洗い流し、症状を確認する。全身症状、アレルギー症状、強い痛みは医療機関へ | 咬まれた時の対処 |
| 部屋でムカデを見つけた | 素手で触らず、割りばしかスプレーで対処する | 見つけた1匹への対処 |
| 家の中で、ときどき見かける | 侵入口をふさぎ、外周に粉剤を帯状にまく | 侵入経路、粉剤の帯状散布 |
| 庭や玄関まわりでよく見る | 落ち葉、草、置きっぱなしの鉢や石を片づける | 場所別、再発防止 |
| 何度も見る、散布しても減らない | 見かけた数を記録し、7つの見直しを試す | 30日プラン、見直し |
| いつ対策すればよいか知りたい | 多い時期の前に、外周と侵入口を整える | 時期の目安 |
| 小さな子ども、ペットがいる | 製品の使用上の注意を確認し、迷うならプロへ | 安全に使う手順 |
| 道具や商品をそろえたい | 必要な道具と、当店の商品を見る | 道具と当店の商品 |
| 自分でやってよい範囲を知りたい | 医療機関、プロ、自治体に任せる境目を見る | 任せる境目 |
ムカデの毒は強く、咬まれるとしびれを伴う激痛があり、咬まれた所は赤く腫れます。島根県の保健所の案内では、痛みが消えるまで1週間以上かかり、黒っぽいシミが1か月以上残ることもあるとされています。愛媛大学の案内にも、牙から毒液が入り、激しい痛み、赤み、腫れが起こると書かれています。
ここで知っておきたいのは、咬まれた直後の洗い方は、自治体や大学の案内でも違いがあることです。下の表に、それぞれの案内を並べました。
| 案内した機関 | 洗い流し方 | あわせて書かれていること |
|---|---|---|
| 愛媛大学 総合健康センター | 43〜46度の、やけどしない程度のお湯で、5分以上洗い流す | 途中でシャンプーや石けんで洗うと、より効果があると書かれている |
| 京都産業大学 保健管理センター | できるだけ早く、傷口を絞りながら、43℃ほどのお湯で15〜30分洗い流す | 市販の外用薬を塗る |
| 熊本市 | 毒をしぼり出すように、水道水で冷やしながら洗い流す | 抗ヒスタミン軟膏があれば塗る。お湯で洗う他の案内とは処置が異なる |
この記事では、どれか1つを正解と決めることはしません。共通しているのは「すぐに洗い流す」ことです。まず洗い流し、次の手順で様子を見てください。迷うとき、痛みが強いときは、医療機関に電話で相談するのが安心です。
ムカデから離れる数秒
ムカデは、攻撃されたり刺激を与えられたりすると、瞬時にかみつくとされています。慌てて手で払わず、距離をとります。
すぐに洗い流す数分
上の表のとおり、流水で洗い流します。お湯を使うときは、やけどしない温度かを確かめてから使います。
薬を塗る数分
家に抗ヒスタミン軟膏や市販の外用薬があれば、塗ります。堺市の案内には、抗ヒスタミン軟膏を塗ると比較的早く痛みがやわらぐとあります。島根県(益田保健所)の案内には、アンモニアか抗ヒスタミン剤をつけると効果的と書かれています。薬は、製品の表示に従って使ってください。
体の様子を観察する咬まれた後しばらく
咬まれた所の痛み、赤み、腫れだけでなく、体全体の様子も見ます。脱力感、発熱、めまい、じんましんが出ていないかを確認します。時間がたってから気になる変化が出たときも、医療機関に相談してください。
受診するかを判断するすぐ
下の「医療機関へ行く目安」に当てはまるなら、受診します。当てはまらなくても、不安が残るときは、医療機関に相談してください。
見つけたときにやってはいけないのは、慌てて叩いたり、素手で触ったりすることです。次の順番で落ち着いて進めてください。堺市の案内には、駆除方法として「家庭用スプレー式殺虫剤を直接かける」と「割りばしで捕まえる」が挙げられています。島根県の案内には、見つけたムカデを直接駆除するときはゴキブリ用エアゾールが有効と書かれています。
ムカデから目を離さず、距離をとる数秒
子どもやペットを、その場から離します。ムカデを見失うと不安が残るので、いる場所を目で追いながら、道具を取りに行きます。
スプレーか、割りばしを用意する1分
手元にある家庭用のスプレー式殺虫剤か、ゴキブリ用エアゾールを用意します。ムカデが対象に含まれているかは、製品のラベルで確認してください。割りばしで捕まえる方法もありますが、慣れないうちは無理をせず、スプレーを選びます。
距離を保って、対処する数十秒
スプレーは、ラベルの使い方と距離に従って、ムカデに向けて噴射します。割りばしで捕まえるときは、口の広い容器を用意し、手を近づけすぎないようにします。
後始末をする数分
動かなくなったことを、離れた位置から確かめます。ティッシュと割りばしで包んで袋に入れ、口を縛って捨てます。触れた場所は拭き、手を洗います。
見つけた場所と時刻を記録する数分
どの部屋の、どの位置にいたか、何時ごろかをメモします。記録が、侵入口を探す手がかりになります。
家の周りで見かけるムカデは、トビズムカデとアオズムカデが多いと、熊本市の案内にあります。この記事では種類を分けず、咬まれた時の対処と、家に入れない対策を紹介します。まずは、公的な情報で確認できる基本データを表にまとめます。
| 項目 | わかっていること | 暮らしでの意味 |
|---|---|---|
| 家に出る種類 | トビズムカデとアオズムカデが多い | 種類の特定に自信がなくても、この記事の進め方は同じ |
| 大きさ | 10〜15センチにもなる。トビズムカデの体長は60〜150mmと記載されている | 大きな個体もいるので、慌てず距離をとる |
| 寿命 | 5〜7年と長い | 見かけなくなっても、すぐ安心せず、入口の対策を続ける |
| 食べもの | 肉食で、ゴキブリやクモなどの小さな昆虫を食べる | 家の中に小さな虫が多いと、ムカデが入る理由になり得る |
| 好む場所 | 湿気のある狭い暗所。草むら、落ち葉の下、石垣の隙間、庭石やブロックの下 | 家の周りのこうした場所を減らすことが、予防の基本 |
| 性格 | 臆病で、防御のとき以外は咬まない。ただし攻撃や刺激を受けると、瞬時にかみつく | 追いかけたり、素手で触ったりしない |
当店で扱う粉剤「ムカデキラート」の商品ページでは、対象害虫にムカデ、ヤスデ、ゲジ、ワラジムシが表記されています。外周の対策は、これらの虫の建物への侵入を防ぐことにも関わります。
ムカデは、普段は屋外の草むらや落ち葉の下、石垣の間などの湿気がある暗い所にいます。昼間はじっとして、夜になると餌を求めて動き出し、住宅の中に入ってくることがあります。つまり「餌になる小さな虫」「湿気」「昼間に隠れられる場所」がそろった家の周りは、ムカデにとって居心地のよい環境です。
ムカデは肉食で、ゴキブリやクモなどの小さな昆虫を食べます。家の中や周りに、こうした虫が多いと、探しに入ってくることがあります。
湿気のある狭い暗所を好みます。落ち葉の下、庭石やブロックの下、石垣の隙間などです。
昼間は、植木鉢、プランター、落ち葉、倒木、石の下でじっとしています。家のすぐ近くにあると、夜に家へ入ってくる距離が近くなります。
時期については、時期の章で詳しく説明します。熊本市の案内では、春から秋が発生時期で、特に6〜7月と9〜10月が多いとされています。
あなたの家は、ムカデが来やすい家?|チェック
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ムカデを家に入れない対策の中心は、入口をふさぐことです。熊本市の案内には、侵入口になりやすい場所として、次の6か所が挙げられ、これらをふさぐ必要があると書かれています。
ドアの下や、枠のまわりに、細いすき間が空いていないかを見ます。
床下の換気口は、外とつながっています。破れや、網のすき間がないかを確認します。
玄関ドアに付いた郵便受けのまわりを、外側と内側の両方から見ます。
押入れの上部の板のまわりに、すき間や傷みがないかを確認します。
壁を貫通しているホースの穴のまわりに、すき間がないかを見ます。
換気扇まわりのすき間を、外側から見ます。
侵入口の点検リスト(タップで完了。記録はこの端末に保存されます)
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ムカデ対策の道具は、役割が違います。目の前の1匹に使う道具と、家に入れないための道具は別です。場面に合わせて選んでください。
| 道具 | いちばん向く場面 | 強み | 弱み、注意 |
|---|---|---|---|
| 割りばし | 目の前の1匹を捕まえる | 薬剤を使わない。堺市の案内でも、駆除方法として挙げられている | 距離が近くなる。素手では触らない。慣れないうちは無理をしない |
| スプレー(殺虫剤) | 目の前の1匹を退治する | 距離をとって対処できる。ゴキブリ用エアゾールが有効と島根県の案内にある | 見えない所には届かない。使用上の注意を読み、人やペットに向けない |
| 熱湯(屋外) | 屋外で見つけた1匹 | 堺市の案内に、屋外の方法として挙げられている | 室内では使わない。やけどに注意 |
| 粉剤の帯状散布 | 家の外周、通り道の予防 | 家を囲んで、入りにくくする。神奈川県ペストコントロール協会も、外周の帯状散布が効果的と案内している | 幅や量は製品で違う。子ども、ペットの触れない管理が必要 |
| ジェル型ベイト剤 | 家の中の、害虫が生息していそうな場所 | 当店の商品ページに、対象害虫としてムカデが表記されている | 外から入るのを止める道具ではない。乳幼児のいるところでは使用しない表示がある |
ここが、この記事の中心です。「まいて終わり」ではなく、見かけた場所と数を記録しながら進めます。数が減っているかどうかが分かれば、続けるか、見直すか、相談するかを、自分で判断できます。
準備:家の周りを一周する0日目、30分
日中に、家の外周を歩きます。落ち葉、草、地面に直置きの鉢、石やブロックの位置を確認し、侵入口(侵入経路の章の6か所)の状態をメモします。
1〜3日目:片づけと除草1〜3日目
落ち葉を掃き、草を刈り、地面に直置きしている鉢やプランターを移動します。島根県の案内でも、落ち葉の清掃、整理、除草が重要とされています。
1週目:すき間をふさぎ、粉剤を帯状にまく1週目
見つけたすき間をふさぎ、家の外周に粉剤を帯状にまきます。手順は粉剤の帯状散布の章を見てください。
2〜3週目:見かけた数を記録し、状態を点検2〜3週目
見かけた場所と数を、記録表に書きます。散布した帯が崩れていないか、すき間が新しく空いていないかを確認し、必要なら製品の表示に従って補充します。
| 4週目に見かけた数 | 考えられること | つぎの一手 |
|---|---|---|
| 家の中で、見なくなった | 対策が合っている可能性がある。ただし、時期による増減もある | 再発防止に切り替える。記録を続け、季節の前に点検する |
| 減ってきたが、まだ見かける | 減る方向に向かっている途中 | あと2〜4週間続ける。散布した帯の状態を点検し、補充する |
| 変わらない、または増えた | 散布の位置、入口、隠れ場所のどれかが合っていない | 効かない時の7つの見直しを試す |
| 見直しても減らない、家の中で何度も見る | 発生源が家の中や建物の構造にある可能性 | プロや自治体に相談する |
30日プランのチェックリスト(タップで完了。記録はこの端末に保存されます)
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見かけた数の記録表(週ごとに、見かけた数を書き込めます)
| 場所 | 1週目 | 2週目 | 3週目 | 4週目 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 玄関まわり | 0 | ||||
| 窓、サッシまわり | 0 | ||||
| 台所、水まわり | 0 | ||||
| 寝室、押入れ | 0 | ||||
| 庭、外周 | 0 | ||||
| 週の合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ムカデ予防の方法として案内されているのが、家の外周に粉剤を帯状にまく方法です。神奈川県ペストコントロール協会は、発生源をなくすことと、施設の外周に帯状に粉剤を散布しておくことが効果的と案内しています。ここでは、手順と、気をつけたい点を説明します。
| 案内した機関 | 書かれていること |
|---|---|
| 堺市 | 粉状または粒状の薬剤を、幅5〜10センチメートルの帯状に散布する |
| 熊本市 | 粉の殺虫剤を、家を囲むように幅15センチ以上でまく。スプレー式の殺虫剤も有効と書かれている |
| 島根県(浜田保健所) | 床下や家の周りに、ダイアジノンなどの粉剤や乳剤(市販のもの)をまく方法、家の周りに消石灰を帯状にまく方法が挙げられている |
製品の表示を読む5分
使用方法、使用量、使う場所、保護具、保管方法を読みます。表示に書かれていないことは、しません。
準備をする10分
子どもとペットを、散布する場所から遠ざけます。散布する範囲に、洗濯物や食品、遊具が出ていないかを確認します。
まく場所を決める10分
建物の外周、玄関まわり、床下の換気口のまわり、ムカデの通り道だと思う場所です。製品の表示にある使用場所の範囲で決めます。
帯状にまく30分から1時間
表示にある幅と量を守り、家を囲むように、帯がとぎれないようにまきます。
後始末をする15分
余った粉剤は、表示に従って保管します。手を洗い、使った道具を片づけます。
点検して、まき直す2〜3週目
散布した帯が、掃き掃除や水で乱れていないかを定期的に見ます。必要な場合は、製品の表示に従って補充します。
ムカデ対策は、場所ごとに「やること」が違います。昼間にひそむ屋外、夜に入る入口、家の中の通り道に分けて整理しました。
落ち葉の清掃、草刈り、地面に直置きの鉢やプランターの移動。庭石、ブロック、石垣のすき間のまわりを点検します。
ドアの下や郵便受けのすき間をふさぎ、玄関の外周に粉剤を帯状にまきます。
網のすき間や破れがないかを見ます。床下の奥は、無理に入らず、プロや工務店に相談します。
天板まわりにすき間がないかを見ます。荷物を壁から少し離し、湿気がこもらないようにします。
ホースの穴と換気扇まわりのすき間を、外側からふさぎます。
ムカデは湿気を好みます。結露や水気を拭き、浴室や洗面所のすみを乾かします。
| 場所 | やること | 使う道具 |
|---|---|---|
| 庭、家の周り | 落ち葉を掃く、草を刈る、鉢を移動する | ほうき、熊手、ゴミ袋、手袋 |
| 玄関、郵便受け | すき間をふさぐ。外周に粉剤を帯状にまく | すき間用の部材、粉剤 |
| 床下の換気口 | 点検する。奥は専門家に相談する | 懐中電灯 |
| 押入れ | 天板まわりを点検し、湿気をためない | 懐中電灯 |
| エアコン、換気扇 | 外側から、すき間をふさぐ | すき間用の部材 |
| 家の中の通り道 | ムカデを見かけた場所の近くに、ジェル型ベイト剤を置く(製品の注意を確認) | ジェル型ベイト剤、専用ノズル、ベイトケース |
駆除より大切なのは、ムカデが来にくい家にしておくことです。島根県の案内でも、家の周りの落ち葉などの清掃、整理、除草をして、ムカデの住みにくい環境にすることが重要とされています。6つの習慣にまとめました。
家の周りの落ち葉を掃き、草を刈ります。草むらや落ち葉は、ムカデがひそむ場所です。
堺市の案内でも、常に清掃と整理整頓を行うことが予防として挙げられています。家の周りに、物を積みっぱなしにしません。
鉢、プランター、石、ブロックは、昼間にひそむ場所になります。地面に直置きせず、家の壁から離して置きます。
玄関、換気口、郵便受け、エアコンのホース、換気扇のすき間を、季節の前に点検します。
製品の表示に従って、家を囲むようにまきます。散布した帯の状態も点検します。
ムカデは、ゴキブリやクモなどの小さな昆虫を食べます。家の中の虫が多い場合は、シリーズの別の回も参考に、先にそちらの対策を進めてください。
季節の前の点検リスト(5分)
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時期ごとの注意は、時期の章で確認できます。
4週間たっても見かける数が減らないとき、次のどれかが原因になっていることがあります。上から順に確認してください。
散布の幅や量が足りない確認
製品の表示にある幅と量で、まけているかを見直します。堺市と熊本市の案内でも幅が違うため、製品の表示を最優先にします。
散布の帯にとぎれがある確認
家を囲む帯に、途切れがないかを見ます。玄関、勝手口、換気口まわりを、特に確認します。
通り道と合っていない確認
ムカデを見かけた場所を、記録表で見直します。見かけた場所の外側や、近くの入口に、散布が届いているかを確認します。
入口がまだ残っている確認
玄関、床下の換気口、郵便受け、押入れの天板、エアコンのホース、換気扇のすき間を、もう一度点検します。
家の周りに隠れ場所が残っている確認
落ち葉、草、地面に直置きの鉢、庭石やブロックのまわりを見直します。昼間にひそむ場所が近いと、夜に入りやすくなります。
家の中に、餌になる虫が多い確認
ゴキブリやクモなどの小さな虫が多いと、ムカデが入る理由になります。先に、それらの虫の対策を進めます。
建物の構造や、発生源が見えない相談
家の中で何度も見る、床下や天井裏から出ているように見える場合は、自分では手が届きません。プロや自治体に相談します。
対策は、ムカデが増える前に済ませておくと楽です。熊本市の案内では、ムカデの発生時期は春から秋まで。特に6〜7月と9〜10月が多く、猛暑の8月は少なくなるとされています。堺市の案内には、冬を除くすべてのシーズンに発生すると書かれています。
| 時期 | 案内にあること | やること(進め方の目安) |
|---|---|---|
| 春 | 発生時期は春から秋まで(熊本市) | 落ち葉と草を片づけ、侵入口を点検する。外周に粉剤を帯状にまく準備をする |
| 5〜8月 | 産卵期で、活動が活発になる(島根県) | 外周の散布の帯と、すき間を点検する |
| 6〜7月 | 特に多い時期(熊本市) | 見かけた数を記録する。家の中で見たら、見つけた場所を記録する |
| 8月(猛暑) | 少なくなる(熊本市) | この時期に、点検と補修を済ませておく |
| 9〜10月 | 再び多い時期(熊本市) | 散布した帯と、侵入口を再点検する |
| 冬 | 冬を除くすべてのシーズンに発生(堺市) | 次の春に向けて、片づけと補修をしておく |
薬剤を使う時は、安全が最優先です。消費者庁には、殺虫剤の事故例として、部屋の隅に置いてあったゴキブリ用とムカデ用の殺虫剤を0歳児がなめていた例、虫除けスプレーと間違えて殺虫剤を両腕と両足に噴霧した例、玄関の殺虫剤を顔にかけてしまった例が載っています。こうした事故は、家庭でも起こり得ます。
薬剤を使う前の確認リスト
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ムカデ対策に必要な道具のうち、割りばし、ゴミ袋、手袋、ほうきなどは、お手持ちのもので代えられることが多いです。家庭用のスプレー式殺虫剤も、お手持ちのものが使えます(ムカデが対象かは、ラベルで確認してください)。外周の対策に使う粉剤と、室内用のジェル型ベイト剤が、当店で扱う商品です。紹介する商品は、効果の感じ方や結果が、住まいの状況で変わります。使う前に、商品ページと製品の表示をよくお読みください。価格と送料は、各商品ページでご確認ください。
| 商品 | 容量 | 有効成分 | 商品ページの対象害虫表記 |
|---|---|---|---|
| ムカデキラート 5kg | 5kg | パーメスリン | ムカデ、ヤスデ、ゲジ、ワラジムシ |
| グローバルベイトECO 30g (1本) | 30g | ヒドラメチルノン | ゴキブリ、クモ、ムカデ、アリ、ワラジムシ、ハエ、ハチ、蚊などの不快害虫 |
| グローバルベイトゴールド 30g (1本) | 30g | フィプロニル | ゴキブリ、クモ、ムカデ、アリ、ワラジムシ、ハエ、ハチ、蚊などの不快害虫 |
ムカデの侵入を、家の外周で食い止めたい方
家の中で、ムカデを見かけた場所の近くに置いてみたい方
ベイト剤を、有効成分の違うもので使い分けたい方
外周を守る
4,400円(税別)
家に入れない対策を、粉剤の帯状散布から始めたい方に。
外周と、室内の補助
5,600円(税別)
外周に粉剤をまき、室内でムカデを見かけた場所の近くに、ジェル型ベイト剤を置きます。
粉剤とベイト剤2種
7,200円(税別)
外周の粉剤に、有効成分の異なる2種類のジェル型ベイト剤を加えた組み合わせです。
価格と送料は、各商品ページ、またはカートでご確認ください。
ムカデは、咬まれると強い痛みや腫れが出る虫です。自分でやってよい範囲と、任せたほうがよい範囲を、はっきり分けておきましょう。
| 自分でやってよいこと | 医療機関、プロ、自治体に任せること |
|---|---|
| 見つけた1匹を、割りばしやスプレーで退治する | 咬まれて、全身症状、アレルギー症状、強い痛みが出たときは、医療機関へ |
| 家の周りの落ち葉、草の片づけ | 床下の奥、屋根裏、脚立が必要な高所など、自分では危険な場所での作業 |
| 手の届く範囲のすき間ふさぎ | 家の中で何度も見る、発生源が分からないとき |
| 外周への粉剤の帯状散布(製品の表示に従う) | 4週間続けても、見かける数が減らないとき |
| 見かけた数の記録 | 飲食店、事務所、施設など、人の出入りが多い場所 |
専門家へ相談する目安(1つでも当てはまれば)
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熊本市の例では、ムカデについての問い合わせ先が、各区役所の総務企画課環境班、または熊本市保健所の生活衛生課とされています。お住まいの自治体にも、害虫の相談窓口がないか、確認してみてください。
神奈川県ペストコントロール協会は、「害虫110番」(0120-064-643、受付は平日の9:00〜17:00)を開設しています。お住まいの地域が対象かは、電話で確かめてください。業者選びで迷うときの相談先のひとつとして、知っておくと安心です。
すぐに洗い流します。愛媛大学は43〜46度のやけどしない程度のお湯で5分以上、京都産業大学は傷口を絞りながら43℃ほどのお湯で15〜30分、熊本市は水道水で冷やしながら洗い流すと案内しています。案内が分かれているため、迷うときや痛みが強いときは、医療機関に相談してください。
機関によって案内が異なり、この記事ではどちらかを決められません。愛媛大学と京都産業大学はお湯、熊本市は水道水で冷やしながらです。共通しているのは、すぐに洗い流すことです。判断に迷うときは、医療機関に相談してください。
脱力感、発熱、めまいなどの全身症状、じんましんなどのアレルギー症状が出たときは、医療機関を受診してください。痛みがひどいときも、医師に相談したほうがよいとされています。不安が残るときも、相談して構いません。
堺市の案内では、ムカデは性格的には臆病で、防御のとき以外は咬まないとされています。島根県の案内では、自分から人を襲うことはないが、攻撃されたり刺激を与えられたりすると、瞬時にかみつくと書かれています。追いかけたり、素手で触ったりしないでください。
熊本市の案内では、春から秋が発生時期で、特に6〜7月と9〜10月が多く、猛暑の8月は少なくなります。5〜8月が産卵期で、そのころ活動が活発になるとも書かれています。堺市の案内では、冬を除くすべてのシーズンに発生するとされています。
侵入口になりやすい、玄関ドア、床下の換気口、郵便受け、押入れの天板、エアコンのホースの穴、換気扇のすき間をふさぎます。あわせて、家の周りの落ち葉や草を片づけ、外周に粉剤を帯状にまきます。
堺市は幅5〜10センチメートル、熊本市は家を囲むように幅15センチ以上と案内していて、数値が異なります。使う製品の表示に従ってください。
素手では触らず、割りばしで捕まえるか、スプレーをかけます。島根県の案内では、ゴキブリ用エアゾールが有効とされています。屋外では、熱湯をかける方法も挙げられています。ムカデが対象に含まれているかは、製品のラベルで確認してください。
製品によって異なります。当店でご紹介している3商品の商品ページには、いずれも「病人、特異体質者、妊婦、乳幼児のいるところでは使用しないで下さい」と表示があります。使用上の注意を確認し、判断に迷うときはプロへ相談してください。
費用は、業者や作業内容で大きく変わります。国民生活センターには、広告の格安料金と、実際の請求額が大きく食い違った事例が載っています。複数社から見積もりを取り、作業内容と金額の内訳、追加料金の条件を比べてください。
自分でできるムカデ駆除は、咬まれたら洗い流す → 見つけた1匹は距離をとって退治 → 侵入口をふさぐ → 外周に粉剤を帯状にまくの順番で進めます。
大切なのは、見つけた1匹で終わらせず、4週間(進め方の目安です)、見かけた数を記録しながら続けることです。咬まれて症状が重いときは医療機関へ、家の中で何度も見る、減らないときは、プロや自治体に相談してください。